サッカーではおなじみとなっているすねあて(シンガード)。
プレー中にすねを保護するための道具で、サッカーをする上では必需品となっています。
このすねあての役割や選び方、プレー中にずれてこないための固定方法などを解説していきたいと思います。
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すねあての役割と使い方
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すねあての役割はサッカーのプレー中、相手と接触したときなどにすねの部分をガードするのが目的の保護具です。
このすねあては、規則に「身につけなければならない基本的な用具」として定義されています。
競技者が身につけなければならない基本的な用具は次のものであり、それぞれに個別のものである。
という規則の中に「すねあて」が含まれています。
そのため公式な試合に参加する場合にはすねあては必須。
すねあての使い方は非常に簡単で、ソックスの中にすねあてを入れるだけです。すねあてがよりフィットするように、右用と左用に分かれています。
大人やある程度大きくなったお子さんがサッカーをやるときには、すねあてを左右逆に付けても違和感があるのでわかりますが、小さな子どもがサッカーをやるときには保護者がチェックしてあげるようにしましょう。
すねあての素材とサイズはどう選ぶ?
すね当てにはサイズと素材があります。それぞれの選び方を見ていきましょう。
すねあての素材の選び方
すねあての素材は、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプはプラスチックなどの樹脂でできた固い素材のもので、衝撃に対する保護性能が高いのが特徴です。皮膚に接する裏側はスポンジなどの柔らかい素材が使われています。
硬い素材でできているため、形状そのものが変化することがないので装着に違和感を覚える方もいます。
ソフトタイプはスポンジやポリエステルなどの柔らかい素材でできたもので、足にぴったりとした優しいフィット感が特徴です。そのため足の形状などに左右されず、装着しやすいメリットがあります。
反面、ハードタイプに比べて柔らかい素材を使っている分、衝撃から保護するための性能は劣ります。
基本的にはどちらを選んでも問題はありませんが、すねあてがプレーの邪魔に感じてしまうようでは本末転倒です。プレー中や装着時の違和感を感じなければ保護の性能が高いハードタイプ。ハードタイプで違和感を感じるのならばソフトタイプを選ぶといいでしょう。
すねあてのサイズの選び方
すねあてを見ていると、サイズがいくつかあるのに気付くでしょう。
すねあてのサイズの選び方は、脛骨と呼ばれるすねの骨の出っ張りからくるぶし上部までの長さを測り、そこから4センチ引いた長さがベストです。
すねあての長さはパッケージなどに必ず記載されていますので、購入前に確認をしましょう。
すねあての固定方法と色
サッカーのプレー中、すねあてが下にずり落ちてきたり、すねの外側に動いてきたりすることがあります。ソックスで上から抑えるだけで十分な場合も多いのですが、ずれてしまう場合には固定の方法を考えなければいけません。
すねあての固定方法にもいくつか種類がありますので見ていきたいと思います。
またソックスの外からすねあてを固定する場合には色にも注意しましょう。ソックスと同色でなければ試合で使えないためです。練習中では色を気にしなくても大丈夫ですが、すねあてストッパーやテーピングなど、ソックスのカラーと合わせるようにしてください。
すねあてストッパー
すねあてストッパー(シンガードストッパー)ですねあてを固定する方法です。すねあての上部を止めてずり上がりを防止する固定方法や、すねあての下部を止めて、すり落ちを止める固定方法があります。
結局のところすねあてがずれないようにすればいいので方法は自由。どちらか片方だけの方や、上下両方止める方もいます。
テーピング
すねあてストッパーの代わりにテーピングを使う選手もいます。使い方はすねあてストッパーと同様。
テーピングでの固定はすねあてストッパーと違って簡単に外れないので、すねあてをがっちり固定したい人にはテーピングは便利です。
ふくらはぎサポーター
カーフタイツ、カーフスリーブと呼ばれる、ふくらはぎのサポーターを使って、すねあてを固定する方法もあります。すねあての上からかぶせるだけなので非常に簡単です。
このふくらはぎサポーターの着用者が、少しずつ増えています。
すねあてを正しく使ってサッカーを楽しもう
サッカーの試合ではすねあては必需品です。
自分に合ったサイズや素材のものを選んで、ストレスなくサッカーの試合に臨みましょう。
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