最近巷でよく目にする「ジュニアプロテイン」。

プロテインと聞くと、なんとなく筋肉がついて、栄養補給にも良さそうなイメージもありますよね。そしてプロテインのもう1つのイメージが、筋肉ムキムキのボディボルダーのような身体を思い浮かべる方もいるでしょう。

サッカーを習っている子どもに飲ませるのならば、筋肉ムキムキになってもちょっと困ります。ここではサッカーに限らずスポーツを習っているキッズたちに、プロテインは飲ませた方が良いのかどうか、見ていきたいと思います。

スポーツキッズは栄養がたくさん必要

スポーツを習っている子どもは、スポーツを習っていない子どもに比べてたくさんの栄養を必要とします。

それは体の成長に必要な栄養素以外にも、スポーツによって消費されるエネルギーがたくさんあるからですね。

全身に酸素を運ぶために必要な「鉄分」。
エネルギー代謝などを助けてくれるCoQ10、L-カルニチン。
強い骨を作ってくれるカルシウムや亜鉛、マグネシウム。
運動によって発生する活性酸素の除去をしてくれるビタミンC、E、ベータカロテンなどが代表的です。
他にもビタミンB群や亜鉛など成長に必要な栄養素でありながら、スポーツによってさらに多く必要とされる栄養素がたくさんあるんです。

食事では不足しがちな栄養素をプロテインで補うのはあり

現在の食卓をちょっと振り返ってみましょう。子どもの運動量や成長に合わせて、必要な栄養素を徹底的に管理するのは非常に難しく、多くのご家庭では、そこまでやるのは無理があります。

しかも好き嫌いがあったり、ご飯前にお菓子を食べてしまって食事が中途半端になってしまったりもしますよね。

食事だけでスポーツキッズの栄養素を全て賄うのはなかなか厳しい、と言わざるを得ないのが現状です。そのような状況から栄養面で見ても、不足な栄養素をプロテインで補うというのは十分にありです。

プロテインは大人用ではなくジュニア用を

子供にプロテインを飲ませるときに注意したいのが、大人用ではなくジュニア用の製品にすることです。

大人用のプロテインは筋肉を付けるためのタンパク質や筋肉を分解させないためのエネルギーが中心になっているものが多いのです。
反面ジュニア用プロテインは、タンパク質やエネルギーは控えめにして、ビタミン類やカルシウムなどの栄養素を補うように作られています。

栄養素をまんべんなく補給できるプロテインはおすすめ

栄養面の管理もなかなか難しいですし、子どもの好き嫌いも考えると食事だけでがんばって栄養素を補給するよりも、プロテインの利用を考えてみるのも1つの手でしょう。

また好き嫌いが多い子どもでも飲みやすいように色々な味が用意されていて、昔に比べれば飲みやすさも段違いです。

スプーンですくってシェイカーに入れる、水や牛乳を入れてシェイクする。この2ステップで栄養補給ができるジュニア用プロテインはスポーツキッズにぜひおすすめしたいと思います。

ただジュニア用プロテインと言えど万能ではなく、バランスのいい食事を摂った上での栄養補助食品という位置付けです。ジュニア用プロテインは用法や用量を守って正しく取り入れていきましょう。

バランスよく栄養補給するのに非常に手っ取り早いプロテインですが、その栄養素を効率よく吸収させるためには”飲むタイミング”が大切なのです。そのタイミングは以前の記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてください。

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