サッカーボールは空気を入れておいても、自然といつの間にか空気が抜けてしまうものです。
当然、ボールの空気が抜ければ空気を入れなければいけませんが、サッカーボールの空気圧ってどれくらい入れればいいのかご存知ですか?
サッカーボールの空気圧って、どこを見て調べればいいんでしょうか。また空気が抜けてしまったときの適正圧力ってどれくらいが正解なのか、チェックしていきたいと思います。
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ボールによって適正空気圧が変わる!
サッカーボールの空気圧はルール上0.6~1.1BARが適正となっています。こうしてみると適正圧力の差がかなり大きくなっているのに気付きますよね。
これは土のグラウンドや芝生で使うグラウンド、ボールの性能などによっても変わってくるためです。
.練習用のボールでは空気圧が低く、プロが使うような高価なボールでは空気圧が高く、という傾向にあります。
サッカーボールの空気孔周辺をチェック
自分の手持ちのサッカーボールの空気が抜けてきて、どれくらいの空気を入れればいいのか分からない場合は、ボールの空気孔の近くを見てみましょう。
そこにちゃんとどれくらいの空気圧をいれればいいのかが記載されています。
単位は「BAR(バール)」や「hPa(ヘクトパスカル)」などが用いられており、BARなら0.6~1.1BAR。hPaなら600~1100hPaが規則範囲内での空気圧になっています。
ただサッカーボールごとにこの範囲が変わっており、0.5~0.7BARが適正圧力のものや、0.6~0.9BARが適正圧力のものがあります。実際に空気を入れるときにはボールに表示された範囲内を守るようにしましょう。
サッカーボールの空気圧が適正範囲内でもタッチの感触が変わる
サッカーボールの適正空気圧にはかなり幅があります。この範囲内であっても蹴り心地は大きく変わります。
空気がたくさん入っていれば硬くなり、球足が速くなります。逆に空気が少なければ柔らかくなって、球足が伸びなくなってきます。
ちなみにグラウンドの違いによる適正圧力も見ていきましょう。
グラウンドの種類 | 適正空気圧 |
土のグラウンド | 0.7BAR |
芝のグラウンド | 0.8BAR |
(プロリーグの試合) | 0.9BAR |
上記の表がおおよその適正圧力になります。
普段サッカーをプレーするとき、なかなか芝のグラウンドでプレーすることは少ないと思います。そのため学校のグラウンドなどを想定すると、適正空気圧は0.7BARに設定しておくといいでしょう。
ただし練習球の場合、この圧力は高すぎます。必ず空気孔付近に書かれている適正圧力の範囲を守るようにしましょう。
サッカーボールの空気入れは圧力ゲージと空気抜きがついたものを
サッカーボールの空気入れにも種類があって、手動のポンプのみのものや、空気圧を確認できる圧力ゲージ付きのもの。
また圧力ゲージもアナログタイプやデジタルタイプのものなど色々な種類があります。
そこでおすすめの空気入れは圧力ゲージと空気抜きのついたものです。空気孔に注入口を差し込んで手動で空気を入れていくタイプで、入れすぎても空気抜きのバルブを押すだけで調整可能な優れもの。
圧力ゲージもアナログタイプで安価なので、個人で持つには最適の空気入れです。
さらに安価な圧力ゲージのついていないものもあります。空気圧を測定する必要のない方はこちらも選択肢の1つに入ってきます。
サッカーボールの空気圧を適正に!
子どもが広場などでサッカーをして楽しんでいるような場合では、あまり空気圧については気にならないかもしれません。
でもサッカーに真剣に取り組んでいる、サッカーで上を目指してがんばりたい、と考えているプレーヤーにとっては、サッカーボールの圧力が変わればタッチの感触などが大きく変わってしまいます。
そのためサッカーボールの空気圧は、常に適正に保つようにチェックしておきたいものですね。
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