日本人の全体では右利きが9割、左利きが1割と言われています。もともと左利きが少ないということは、サッカープレーヤーも同様に左利きが少ないと言えますよね。
サッカーでは利き足だけでなく、逆足も使えるように練習をしているプレーヤーもたくさんいるでしょう。
しかしどれだけ練習をしても、利き足の精度になかなか及ぶものではありません。そこで数少ない貴重な左利きを活かすために、どのポジションが有利なのかチェックしていきましょう。
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逆足を利き足と全く同じように使うのは難しい
サッカーチーム内で右利きの選手と左利きの選手を比較しても、左利きの選手はかなり少ないはずです。
しかしサッカーでは逆足のトレーニングを積んで、高い精度で逆足を使える選手も存在します。ただいくらトレーニングを積んだとしても、利き足と全く同じように扱うのはかなり難しいと言えます。
サッカーのプレーに積極的に使っていけるレベルであっても、利き足を超えることは難しいのです。
そこで右利きの選手が多い中、左利きの選手はプレースタイルによって特定のポジションで頭角を表せる可能性が高いんです。
右利きと左利きでは得意なシュートコースやクロスの方向が逆になる
人間の足は外側に開くように足を振るよりも、内側に巻き込むような動きをする方が力が出せますし、やりやすいと感じます。
右利きなら狙いやすいコースでも左利きの場合は逆に狙いにくくなったり、シュートコースが狭くなってしまうこともありますよね。
当然右利きの選手が狙いにくいシュートや蹴りにくいクロスは、左利きの方が有利になります。
例えば利き足でクロスを上げるとき、左サイドからクロスを上げる場面ではどうでしょうか。
右利きなら一度切り返してからでなければクロスは上げられませんが、左利きならそのまま走りながらクロスを上げられますよね。
右利きと左利きでは得意なシュートコースやクロスの方向が反対になるんです。
サイドを突破してクロスを上げるのが得意なら左サイド
それでは左利きのあなたはどんなプレーが得意でしょうか。
サイドをタッチライン沿いにドリブルで持ち込んで、正確なクロスを上げるのが得意、というプレースタイルならば、左サイドが自分のメリットを活かせるポジションです。
ドリブルが得意、足が早いなどの特徴を兼ね備えていれば、左利きのメリットを活かしつつ、チームの攻撃の柱となる可能性も高くなってきます。
中に切り込んでゴールを狙うなら右サイド
サイドからタッチライン沿いに走るのではなく、中へ切り込んで直接ゴールを狙うようなプレースタイルの選手は、右サイドのポジションが上手くハマるでしょう。
ボールキープ能力が高く、フィジカルの強い選手ならば、中央でのプレーが安定するため左利きのメリットをさらに強く享受できます。
左サイドでこうした選手がボールを持つと、守備側はポジションがとりにくくなります。チームの得点源にも、攻撃の起点にもなれるチームで重要な役割を担えるでしょう。
左利きが有利に働くポジションはプレースタイルによって変化する
このように縦の突破が得意なのか、それとも中へ切り込んでゴールを決めるスタイルなのか。自分のプレースタイルによって、レフティが有利に働くポジションは変わってきます。
まずは自分がどんなプレーがしたいのか、チームに求められる動きは何なのか、これが理解できるかどうかが、チーム内で自分を活かせるカギになってくるでしょう。
「左利きだからこう!」と決めてしまうのではなく、ただでさえ貴重なレフティなので、最大限チームに活かせるようになるとチームにとっても自分にとってもベストです。
せっかくの左利きを活かそう!
元々数が少ない左利き。
利き足は自分で選ぶことはできませんが、偶然にも左が利き足となった方は、右利きには活かしきれないポジションやプレーがあるのも事実です。
せっかくの左利きなんですから、メリットを上手く使ってチームのピースとして機能するようにがんばってみましょう。
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