利き足を伸ばすのか、両足を伸ばすのか。
サッカーをしていく上で、避けては通れない永遠の課題ではないでしょうか。
どちらが正解ということはありませんが、今回は利き足を伸ばすメリットをお話ししていきたいと思います。
得意な利き足の技術を伸ばし、自分のプレースタイルを活かせるようになれば、もっともっとチームの勝利に貢献できるはずです。
利き足の技術を伸ばして、自分が得意な状況を作り出しちゃいましょう。
利き足ばかり使う一流選手
古くはマラドーナ、現代ではメッシなどの超一流選手。
二人とも左利きなのですが、実はほとんど左足しか使っていません。
両足をバランスよく使える選手の方が、もしかしたらいろいろな場面で器用に動けるのかもしれません。
しかし利き足だけに特化していても、この2人のレジェンドのようにサッカーで活躍することは可能です。
だから逆足が使えないからといって悲観することはありません。
「利き足を極める」という考え方を持ってサッカーに取り組んでも間違いではありません。
咄嗟の時に反応するのは利き足
サッカーでは、良いところにばかりボールがもらえるとはかぎりません。
足が届くか届かないかギリギリのところだったり、ボールを処理するには難しいタイミングや体勢になってしまったりすることもあります。
そんな咄嗟のタイミングで反応するのは利き足です。
精度が低い逆足を使うより、あらゆる場面で利き足の方がアドバンテージが大きいです。
もし苦手な逆足で決定機を逃したら、そう思うと逆足はなかなか使いづらいですよね。
利き足を活かせるポジショニング
利き足しか使えないなら「利き足を活かせるポジショニング」を心掛けましょう。
例えば利き足が右の場合、クロスを入れるなら右サイド、中央へ切り込んでシュートを打つなら左サイドにポジションを。左利きならその逆ですね。
また、ボールを受ける際のポジショニングや立ち位置、ディフェンダーとの距離感なども工夫してプレーしてみましょう。
要は自分の長所を活かせるプレースタイルを探せばいいのです。
逆足のトレーニング
利き足を極めるのはサッカー上達において、近道とも言えると思います。
しかしここで1つ疑問が浮かぶのが、逆足は全く鍛えなくてもいいのか?という点です。
利き足を極めたとしても、逆足でボールを触らなければならない場面は必ず出てきます。
そのため逆足でも最低限の技術を使えたほうがいいでしょう。
ただし、逆足をトレーニングするときに「利き足と同じ精度になるまで」とこだわる必要はありません。
逆足もなるべく使う、くらいの気持ちでトレーニングを積んでいきましょう。
基本は利き足をメインで使い、技術の習得に取り組んでいく方が、中途半端にならずに上達も早くなりますよ。
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