サッカーボールを使ったあとに、ついついそのまま玄関にコロン・・・と転がしておいてしまう人はいませんか?

部活などでは「サッカーボールはきちんと手入れをするように」という指導を受けてきた方も多いはずですが、なかなかいつもキレイにしておくのは難しいんですよね。

しかしいつも使うサッカーボールだからこそ、きちんと正しい手入れ、正しい保管方法で長く大切に使っていきたいものです。

今回はサッカーボールの手入れと保管方法について、正しいやり方を見ていきたいと思います。

サッカーボールを使った後は汚れを拭き取ろう

汚れたサッカーボール

サッカーボールを使った後は、砂や泥などが付着していますよね。それらの汚れは必ず拭き取っておきましょう。

天気のいい晴れた日に使う場合はさほど汚れも気になりませんが、雨上がりのグラウンドや冬のぬかるんだグラウンドでは、泥汚れ以外にも水分そのものをボールが吸ってしまいます。

使った道具はキレイにする。スポーツの基本的な部分ではありますが、サッカーボールとて同じことです。汚れや水分を乾いたタオルなどを使ってなるべく落としておきましょう。

汚れてもいいサッカーボール専用のタオルなどを玄関先に用意しておくと、ボールをキレイにする習慣が身に付きますよ。

置き場所も大切!風通しがよく直射日光が当たらない場所に

サッカーボールを保管する場所にも気を配っておきましょう。

基本的には風通しがいいところで、直射日光が当たらない場所に保管するようにします。できればネットなどに入れて、同じ場所に常に圧力がかからないような配慮ができるとベストです。

ボールは水分を含んでしまいますので、しっかりと乾かすためには風通しのいいところに置いておかなければいけません。

また直射日光が当たる場所も避けるようにしましょう。紫外線などの影響でボールの痛みが早くなってしまうためです。

帰宅後に玄関にボールを転がしておく、という人も中にはいるかもしれませんね。
でも玄関は雨や雪が降れば湿気がたまりやすく、場所によっては光が差し込んでくることもあって、サッカーボールを保管する環境としては決して良くはありません。

さらに社会人になると車に入れっぱなし、という人もいるかもしれませんがこちらもNG。特に夏場の車内は高温になりますので、ボールに使われているゴムの劣化を早めてしまいます。

長く使わないときは空気を抜いておこう

サッカーボールをある程度の長い期間使わないという場合は、保管するときに空気を抜いておくようにしましょう。

サッカーボールはゴムと人工のパネルでできていますので、常に圧力がかかり続けている状態は好ましくないんです。

ただし空気を完全に抜いて、ボールをぺしゃんこにしてしまうとバルブやゴム部分に負担が大きくなってしまいます。空気を抜くポイントは、

  • サッカーボールの中と外気圧が同じになるまで空気を抜く
  • サッカーボールの元の形を維持する

この2つがポイント。

ボールに圧力をかけていない状態で空気が抜けなくなるまで待つだけなので簡単です。

これでボールを地面に置いたときに原形を崩さず、空気が抜けている状態です。決してボールを上からギュッと潰さないようにしてくださいね。

ボールを使う前には空気圧チェックを欠かさないで

毎日サッカーボールを使っている人もたまにしか使わない人も、使用前には空気圧のチェックを欠かさないようにしましょう。

ある程度空気が抜けてくると、ボールが柔らかくなりトラップなどもしやすくなりますが、ボールが適正圧力になったときに、ボールが足元に付いてくれないなどの違和感が出る可能性もあります。

いつもボールが同じ状態でプレーできるように、使う前にはきちんと空気圧をチェックしておきましょう。

空気を入れるときはゆっくりがポイント!?

サッカーボールに空気を入れるときは、ゆっくりと空気を入れるのがポイントになります。特にある程度空気が抜けているボールに空気を入れるときは、急激に圧力がかかる可能性があるので注意。

急な圧力変化によってボールに歪みが出てしまったり、繰り返し行うことで劣化を早めてしまったりする可能性が考えられます。

サッカーボールはゆっくりと空気を入れてあげてくださいね。

正しい手入れと保管方法でいつまでも大切にサッカーボールを使おう

ついついおざなりになってしまいがちなサッカーボールのお手入れと保管方法。サッカーをプレーするために大切なボールです。

長く、キレイに使ってあげるためにも、きちんと手入れをして保管場所や保管方法にも気を配ってあげてください。

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