同組コロンビアがコートジボアールに勝利を収め早々に予選通過を決めたので、2戦を残し勝ち点0の日本はギリシャに勝利を収め、最終戦に向けて望みをつなげたかったのだが、惜しくも0対0の引き分けに終わってしまった。

コートジボアール戦とはメンバーを変えて、香川、森重をそれぞれ大久保と今野に代えて臨んだが得点には結びつかず。大久保先発には、相手DFへのハードワークと縦への突破が意図としてみえたが、お家芸?のポゼッションサッカーがなりをひそめ、相手の裏にボールを供給することができなかった。

ボール支配率は68%と驚異的な数字ではあるが、点がはいらなければ無に等しい。ザッケローニ監督が就任し、代表メンバーの半数が海外でプレーし、Aマッチでは多くの勝利を収めてきた。アジア予選でも日本の強さを証明してきた。しかし、本番であるW杯で結果が伴わないのはなんでだろう。

W杯に出場する代表選手の大半が、国内リーグのトップ選手であるか、欧州の有名クラブに所属する選手たちであり、そんな奴らはそもそもボール回しなんてできて当然で苦でもなんでもない。むしろ、ボールを回すことは「逃げたプレー」と判断する。勝つためには相手の裏に突破しなくてはならないが、そのためには、リスクを賭けたプレーが必要であり、本来のポゼッションサッカー・パス回しは、突破のリスクを減らすための行為なのに、日本はどうやら逃げるだけの行為のように見えてしまう。

W杯以上に重圧のかかる試合は存在しない。だからこそ、リスクを顧みず、世界と戦う姿勢を見せてくれ、侍JAPAN!

プロなんだろ?国の代表だろ?高給取りだろ?明日への活力をくれよ!応援させてくれよ!

 

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