あなたはサッカーを観るのはスタジアム派? それともテレビ派?

どちらもメリットやデメリットがありますが、やっぱりサッカー観戦はスタジアムで生観戦が一番!

ただワールドカップなどの国際大会や、遠方での試合の場合、おいそれとはサッカー観戦に行けないのも仕方がありません。

そんなときはテレビでのサッカー観戦になるんですが、サッカーを楽しむための見方ってのもあるんですよね。
サッカーをテレビで観るときどんなところを観るべきなのか、チェックしてみようじゃありませんか。

サッカーをテレビで観るメリット

テレビで応援する男女

サッカーをテレビで観るときにはメリットがたくさんあります。

もちろんスタジアムでしか味わえないような特別な感じはありませんが、家でゆったりとしながらサッカー観戦もなかなか乙なものですよ。

選手が近くで見やすい

テレビでのサッカー観戦で一番のメリットと言えばこれでしょう。カメラがググッと選手によってくれたりしますので、どのチームのなんていう選手なのか一目で分かります。

またよくスポーツバラエティのテレビなどで見かける、顔を知っている選手が映されたときも「あ、この人見たことある!」なんてちょっと嬉しくなっちゃいますよね。

サッカーに詳しくなくても、選手が近くで見られるだけで楽しさが倍増します。

天候や季節に左右されない

サッカーの試合は、暑かろうが寒かろうが、また雨でも(土砂降りでも……)基本的には試合が行われます。

ドーム型のスタジアムを持っているところなんてそうそうありませんので、サッカー観戦は屋外で天候や季節の影響をモロに受けます。

でも家の中でサッカーを観るのなら、そんな心配は無用。

夏はエアコンが効いた室内で冷たいドリンクを飲みながら、冬は暖房を効かせて薄着でサッカーが観戦できてしまいます。

サッカーが分からなくても解説を聞けば分かる

テレビでのサッカー観戦のメリットはこんなところにも。サッカーに詳しい人ならば、解説なんてしてもらわなくたって問題なく楽しめるんです。でもサッカーに詳しくない人はそうはいきません。

でもテレビでのサッカー観戦ならば、解説者がちゃんとプレーや選手について解説をしてくれるんです。

なんとなくテレビで見たプレーや選手について、そこだけ詳しくなっちゃったりなんてこともあるんですよね。

それにサッカーに詳しくなかったのにも関わらず、ある試合の解説を聞きながら見ていたら、いつしかファンになってしまった、という方もいるくらいです。

スーパープレイがスローやリプレイで楽しめる!

スタジアムで観戦していると、プレーが遠くてしっかり見られなかった!ということもあります。特に選手が入り乱れた状態でのゴールは、スタジアムの座席から視認するのは至難の業。

しかしテレビならどんなに選手が入り乱れていても、早すぎるプレーだとしても、たくさんの中継カメラがその様子を追っています。

すぐに注目したいシーンのリプレイをスローで流してくれるので、どんなプレーをしたのか一目瞭然です。

とにかく気楽!

家でのテレビ観戦ならば、当然ながら周りに知らない人はいません。気にしなければいけないのはせいぜいご近所さんくらいですよね。

そこだけ気を付ければ、好きなものを食べながら、好きな会話をしながら、大騒ぎしながら、どんなことをしたって大丈夫。

スタジアムに観戦に行けばスタジアム独特の雰囲気があるものの、やはり他のお客さんに対するマナーなどは考えなければいけないので、テレビでのサッカー観戦は本当に気楽なのがメリットです。

サッカーをテレビで観るデメリット

「サッカーはやっぱりスタジアムで観なきゃ!」というこだわり派の方もいますよね。サッカーをテレビで観るとメリットもあればやっぱりデメリットもあるんです。

スタジアムの臨場感や一体感が感じられない

サッカースタジアム

スタジアムへ直接応援に行くと、チャンスの時の一体感や盛り上がり、ゴールをしたときの歓喜の瞬間など、臨場感やサポーターの一体感はものすごいものがあります。

それはもう本当に言葉では言い表せないくらい。

これがテレビ観戦だと一緒にテレビを見ている人と一緒に盛り上がるくらいしかできません。チケットを取ってスタジアムの雰囲気も体全体で楽しむのは、テレビでは味わえない感覚です。

テレビはボールばかりを追ってしまう

テレビ観戦をしていると、常にボールを追っています。

ボールを追うのはいいんですが、ボールを持っていない選手の動きを観察したり、どんなフォーメーションで戦っているのか、特定の選手はどう動いているのか、などちょっと突っ込んだ視点でサッカーを観るのが難しくなってしまうんです。

「とにかくボールの行方を追って、盛り上がりたい!」という方は問題ないかもしれませんが、サッカーの理解が深まってくると自然と「周りを観たい」と思うようになってくるはず。

テレビでの観戦は、それが難しい場合も多いのがデメリットです。

スタグルやイベントなどが楽しめない

サッカーの試合だけでなく、それ以外にも見どころがたくさんあります。

スタグルと呼ばれるスタジアムの名物グルメや、マスコットキャラクターが踊ったり、サポーターが参加するイベントなどがあります。

スタジアムへ行けばこうしたイベントなども楽しめるんですが、テレビだとちょっと難しいじゃないですか。

それぞれのクラブは、サッカーの試合以外にも、スタジアムへ足を運んでもらうように色々な楽しい企画をしています。実際にスタジアムに足を運ばないと、楽しめない部分ですね。

テレビでのサッカー観戦を100倍楽しむ方法

サッカーの応援をする女性

テレビでのサッカー観戦のメリットとデメリットを見てみました。

続いてテレビでサッカーを観るとき、もっともっと楽しめる方法もお教えしましょう。サッカーの試合でこんなところを見ていたら、あなたも立派なサッカー通になれるかも!?

選手の飛出しや動き

サッカーは綿密に計算されたパスワークから、相手の守備陣形を崩して、その一瞬のスキを付いてDFの裏へ飛び出してゴール!といった得点も多くありますよね。

パスを出す選手と、パスをもらう選手。ボールを持った選手にプレスに行く選手と、パスコースを潰す動きをしている選手などの攻防がめまぐるしく行われています。

一瞬のスキを付いた選手の飛出しや、ボールを持っていない選手が相手を引き付けるような動きなどを見逃さないようになるとサッカーをこれまでよりももっと楽しく観戦できるでしょう。

「ボールをもらう前のオフザボールの動きでスペースを作ったから、良い位置でボールをもらえたんだな!」なんてうんちくを言いながらサッカー観戦ができるようになるかもしれませんね。

ボールを持っていない選手の動きや飛出しのタイミングなどを見渡せるようになると、ゴールや勝敗に一喜一憂するだけでなく、違った視点からサッカーが楽しめますね。

トラップのコントロール

超一流の選手はボールをコントロルする技術に非常に長けています。それはシュートやドリブルといった分かりやすいプレーではありません。

シュート体勢に入る前や、相手を抜くためのドリブルに入る前など、トラップのコントロールがスーパープレイを生む起点になるといっても良いくらいです。

ボールをいい位置に置くためには、ボールの来るコースや自分が動きたい場所、相手の動きなどをトラップ前に確認したり、感じたりしています。

トラップに注目してプレーが見られると、足元に吸い付くように収まるボールを見て「おおー!」と歓喜の声が上がるかもしれませんね。

戦術や戦力を分析する

サッカーのフォーメーション

サッカーはポジションや選手個々の能力によってみんな動きが違います。DFと言えども攻撃的な役割をする人もいれば、守備的に引いてDFを統率するような役割を持つ人もいます。

またメッシやC・ロナウドのようにゴールを奪いに行くポジションもあれば、FWへの最後のパスを供給するためにゲームを組み立てる役割が得意な選手なども。

チームごとにフォーメーションや動き、相手への対策などが変わってくるのでそんなところも見どころの1つです。

格上チームが相手だから守備的なフォーメーションでカウンターを狙っている。このチームはあのMFを起点にして攻撃を組み立てていく戦術を取っている。ロングボールを出さずに最終ラインからビルドアップしている。

など戦術や味方と敵チームの戦力を分析できるようになると、サッカーの戦術家になった気分で試合が見られますよね。

テレビのサッカー観戦も楽しい!

テレビでのサッカー観戦はデメリットももちろんありますが、メリットもたくさんあります。

スタジアムへ行けない分、自宅のテレビで優雅にサッカー観戦を楽しんでみようじゃありませんか。

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