あっ!?という間に日本のW杯が終了した。

開幕直前から、マスコミによるあたかも予選突破は確実で、優勝は無理でもベスト8ぐらいはいけるんじゃないか。本田△は強気だし、多くの選手は欧州で活躍?してるし、付け加えて柿谷は天才だし、大久保がサプライズで選ばれてるからいけるよね!?ってさんざん煽ってみたけれど、蓋を開ければ2敗一引き分けで予選敗退、勝利は0。気持ちの高ぶった民衆はさっさと日常に戻って、次のネタを探している。その前に、ぜひサッカー関係者に怒りをぶつけてほしいね!日本代表は日本全国に存在する、またはサッカーに係わる全ての人たちの代表。係わる全ての人間に今回の敗退の責任があるはず。

今回の大会では日本と世界の差がはっきりと表れた。それを踏まえて、4年後、むしろ今後のサッカー協会の取り組み、地方のサッカー施設で下記2点を兼ね備えた選手の育成が必要と思う。

1、上手いではなくて強い選手

2、魅力ある選手

ボール扱いが上手いだけの選手は日本にもたくさんいる。地方のサッカー少年団にも見受けられる。そういった子をピックできるだけの組織力はJFAが構築した。しかし、強い選手に育てることはできない。そもそも「強い選手」をJFAが知らない。それも当然。現在の協会役員はだれも本場の国でプロサッカー選手としての経験がない。ここまでJ-Leagueを育てた功労者なので感謝だけど、それももうお終い。すぐにでも、海外でプロ選手としての実績を持つ選手を協会に入れて、育てて今後を託してしまえば良い。

「魅力ある選手」の指標はお金をはらってその選手のプレーが見たいということ。ネイマールやメッシ。彼らの躍動感あふれるプレーはお金を払っても見たい。彼らの日常の練習が見られるなら16,000円払う。公式試合なら30,000円払ってでも見たい。組織を維持・発展させるために事業収支を考えたうえで、さらなる収入をみこまないといけないのだから、金を稼げる選手、民衆から金を払わせるだけの「魅力」をもった選手が必須。柿谷選手みたいに、いかにも日本人が好きそうなストーリーで顔がかっこ良い選手じゃなくて、プロの競技者として全うな選手が生まれてほしい。

いずれにしろ、サッカー界のトップからすそ野まで、係わる人間が今回の結果を理解し世界との差を知り、自分から飛び出して世界との差を痛感してこなくてはいけない。そうしないと4年後もまた繰り返す。きっと、現在より欧州で契約する選手が増えるであろうが、金はすべて欧州に流れ、J-Leagueに還元されないので育成に資金を回せない、国内リーグに人が集まらないという悪循環を早く断ち切ってほしい。

 

 

 

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