サッカーのスパイクを買うときに、サイズをどうすべきか悩んだ方は多いのではないでしょうか。
大人がスパイクを買うのならばジャストサイズでいいんですが、子供ともなればすぐにサイズアウトしてしまう可能性もあります。
それに大人でも、いつものサイズなのにイマイチしっくりこない……と感じた経験をお持ちの方もいるはずです。
サッカースパイクのサイズって一体どうやって選んだらいいのかチェックしてみたいと思います。
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スパイクはジャストサイズを選ぼう
直線的な動きばかりではなく、ターンやストップ&ゴーの動作がものすごく多いサッカーでは、スパイクのサイズはかなり気を遣う必要があると言えるでしょう。
大人でも子供でも、「ちょっと大きめで」なんて選んでいたら、スパイクの中で足が動いてしまいます。
すると踏ん張ったときに足がスパイクの中で滑るケースが増えてしまいます。
スパイクのサイズが合っていないだけで、サッカーのパフォーマンスに影響が出てしまうのは避けられません。
最悪のケースでは捻挫などのけがにつながってしまう場合もあります。
そのためサッカーのスパイクはジャストサイズが基本となります。
ジュニアサッカーでは子供の足がすぐに大きくなってしまうのは分かりますが、パフォーマンスの悪化、ケガにつながる恐れなどがある以上、やはりジャストサイズでの購入をおすすめしたいと思います。
サイズ(足長)とワイズ(足囲)って何?
ジャストサイズとは言うものの、普段履いている靴のサイズと同じでいいのか?と考えたとき「ダメな場合もある」と覚えておきましょう。
なぜなら靴のサイズにはサイズ(足長)だけではなく、ワイズ(足囲)というものがあるためです。
サイズ(足長)とは、25.5センチとか26センチなどといった足の長さの数値になります。
ワイズ(足囲)とは、2E、3Eなどと表示されている足の横幅の数値になります。
サイズはちょうどいいのに、なんだか足が痛い、キツイ、などという経験をした人は、もしかしたらサイズではなくワイズが合っていなかった可能性もあるのです。
サイズ(足長)の測り方
サイズ(足長)とは、かかとから指先の一番先端までの長さのことを言います。
測り方非常に簡単で、靴を買う際には必ず基準となるので自分の足のサイズをご存じの方も多いでしょう。
ワイズ(足囲)の測り方
ワイズ(足囲)とは、簡単に言うと足の横幅になります。
測り方は、足の親指の付け根の骨と、小指の付け根の骨を通るように、メジャーでぐるりと一周させた数値がワイズになります。
ワイズはサイズほど一般的ではなく、「足の幅が広め、狭め」程度の認識の方も多いと思います。
しかしワイズが合わないと、練習中に足が痛くなってしまう可能性もありますので注意しましょう。
練習が長時間になればなるほど、足の疲れが出てきてしまいます。
中でも一番困るのが「足が痛い」という症状でしょう。
この原因はサイズやワイズが合っておらず、足が中で動いてしまったり、足の一部分がスパイクに常に当たってしまったりしているのも原因の1つです。
JIS規格では実寸で合わせるようになっている
自分の足のサイズとワイズが分かったところで、靴はどれを選んだらいいのかチェックしてみます。
JIS規格は実際の寸法が靴の表記となっています。
そのため足のサイズが25.0センチであれば25.0のサイズを選びます。
先ほど紹介したサイズとワイズの一覧をJIS規格で確認いただけるようにリンクがありますので、下記からご覧ください。
JIS規格 靴のサイズはこちら ※PDFが開きます
スパイクは夕方に購入すべし!?
「靴は夕方に買え」と聞いたことがある方もいらっしゃいますよね。
その理由は夕方になると、むくみなどによって足のサイズが少し大きくなるためです。
実際にワンサイズくらい変わってしまう方もいるようです。
そのため朝はジャストサイズなのに、夕方になるとキツい、というケースが出てきます。
そのためスパイクは夕方に購入するのが望ましいとされています。
特に部活などでは長時間の練習も珍しくありません。
そこで痛みが出てしまってはプレーに支障が出てしまいますからね。
スパイクは正しいサイズ、正しいワイズを選んで、ベストなパフォーマンスが出せるように準備しておきましょう。