PKは決めて当たり前、このように考えている方も多いでしょう。
たしかにPKの成功率は高いため、外したときの落胆はものすごく大きなものがあります。
選手はPKを蹴るときに「失敗できない」と大きなプレッシャーや緊張を感じているはずです。
そこでPKを成功させるために、一番大切なポイントを見てみたいと思います。
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PKを蹴るときに何を考える?
PKを蹴るとき、何を考えていますか?
「外したらダメだ」、「正面は蹴っちゃいけない」、「失敗したらどうしよう」など、こんなネガティブな考えの選手もいるかもしれません。
逆に「ここはオレが決める!」と中にはポジティブな考えの選手もいるでしょう。
性格や選手のタイプによって違いますが、PKを蹴るときには”成功させるにはどうしたらいいのか?”を考えることが大切です。
否定は脳が理解できない!?
ボールを置いて相手キーパーと対峙するとき、キーパーの正面に蹴ってしまうと止められてしまいます。
枠を外せばゴールはできませんし、「あそこは蹴っちゃダメなんだ」と思えば思うほど、シュートの失敗確率は上がってしまいます。
これは「○○してはいけない」、「○○は絶対にダメ」という否定の言葉というのは、脳が理解できないからだと言われています。
例えば「枠を外しちゃいけない!」と思うと、「枠を外す」、という方向に意識が働いてしまうのです。
否定する考えの「してはいけない」をというのを脳が理解できないとうことを理解しておきましょう。
考え方1つでPKの成功率は大きく上がる!
ではPKを蹴るとき、にはこう考えたらどうでしょうか。
「ニアサイドにグラウンダーで蹴る!」
これならば否定の要素は1つも入っていません。
自分のやるべきことだけを考えて、集中する。これがPKで一番大切な要素なのです。
「緊張しない人」はいない 自分がやれることだけ見よう
少年サッカーでもプロのサッカーでも、PKの場面はどうしても緊張するものです。
特に自分のPKで勝敗が決まってしまうような状況では、誰もが緊張します。
プロだからと言って緊張しないわけではありません。
しかし緊張に負けていては、考え方がどんどんネガティブになってしまい、良い結果は生まれないでしょう。
自分のやるべきことだけに集中して、何をするのか考えてキックに臨んでください。
PKを成功させるために大切な肯定と開き直り
PKを成功させるコツは、肯定の考え方と開き直りです。
自分の実力以上のものは、絶対に出るものではありません。
普段の練習でできなかったプレーが、試合で突然できるようにもならないでしょう。
蹴るコースを決めたら、あとはそのミッションを忠実にこなすだけ。
失敗したら……なんて考え方は必要ありません。
PKを成功させるには狙ったところへ蹴るだけでいいんです。
余分な雑念を捨てて、目の前のボールにだけ集中することがPKを成功させるたった一つの大切なことなのです。