サッカーの練習でピステを着用すると、汗や土ぼこりなどの汚れが気になりますよね。
でもピステってはっ水加工や防水加工がしてありますので、洗濯をするとはっ水、防水の効果が薄れてしまいそうで不安に感じる人もいるでしょう。
汚れてしまったピステって洗濯しても大丈夫なのでしょうか？
また弱くなってしまったはっ水、防水効果を復活させる方法やアイテムもありますので紹介していきたいと思います！
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ピステの洗濯は大丈夫なの？タグを確認してみよう
ピステって洗濯機で洗っていいのかどうか迷う、という方も多いのですが、これにはタグを確認するのが一番手っ取り早く確実です。
タグをみるとあらゆる衣類には、洗濯機使用可能なのか、手洗いのみに対応しているのか、が記載されています。
しかもその記号は規格になっているので、ピステに限らず応用できるんですよ。
まず見るべきは、「桶のような記号に水がはってあるマーク」があれば洗濯可能です。
またその桶の中に２ケタの数字が入っています。その表示されている温度までの湯を使ってもいい、という表示なんです。
おそらく洗濯機を使って、水で洗うご家庭が大半でしょう。
特に湯を使って洗濯をしているのでなければ、桶に水がはってあるマークがあるのかどうかを確認してみましょう。これがあれば洗濯機の使用が可能なんですね。
逆にそのマークに「×」がついていれば洗濯機の使用禁止。手の図が書いてあるものは手洗いのみOKという意味です。
洗濯機OKならばピステはネットに入れてファスナーを閉める
洗濯機の使用ができるピステならば、全てのファスナーを閉めて、ネットに入れてから洗濯機に入れましょう。
これは生地を傷めないためで、洗濯中にかかる引っ張りや捻じりなどの力をピステにかけないようにするためです。
サッカーをしていてもやはりピステの生地は、引っ掛けたり引っ張ったりする力にちょっと弱さを感じますよね。そのため洗濯機でも、生地にかかる負担を少なくしてあげるのがポイントなんです。
生地を傷める可能性があるため脱水はしない！
全自動の洗濯機の場合、気を付けたいポイントがあります。それは洗い→すすぎ→脱水と自動で工程が進んでいくんですが、ピステは脱水をしない方がベター。
もともと生地そのものが、水分を通しやすいものではありません。脱水で遠心力をかけてしまうと、生地に余計な負担がかかってしまいます。
すすぎが終わったら取り出して、タオルなどで拭くか、水をはらって乾燥させるようにしましょう。
洗濯するとはっ水/防水加工は落ちる？落ちない？
何回か洗濯をしているとはっ水/防水加工が弱くなる、と実感している方も多いでしょう。これははっ水加工や防水加工は永久に続くものではなく、弱くなってきてしまうのも仕方がないことなんです。
しかし洗濯機に入れたためはっ水や防水加工がさらに落ちてしまうというわけではありません。
洗剤の残りや汚れの放置が、はっ水や防水の効果を弱めている主な原因です。
ピステは生地が汚れにくく、仮に汚れたとしても落とすのが簡単な素材。そのため洗濯までのスパンをなるべく長くとりたくなってしまうものです。
ただサッカー中にピステを着ている場合は、人間の体から出る汗や皮脂などで見た目では分かりにくい汚れが付着します。
そのため使ったらきちんと洗濯をするのが、はっ水/防水加工を長持ちさせるためにもとても大切。
またキレイに洗いすぎるとはっ水加工や防水加工が落ちそう、という心配をされる方もいて、手洗いでの洗剤のすすぎが十分ではない場合も、はっ水/防水加工の低下につながるケースがあります。
落ちてきてしまったはっ水/防水加工を復活させるには？
使用頻度に応じてやはりはっ水/防水加工の効果は落ちてきてしまうものです。そこではっ水/防水加工を復活させるポイントがあります。
もし試したことがなければぜひお試しください。あなたのピステのはっ水、防水が復活するかも！？
ピステのはっ水/防水加工復活は熱にあり
ピステを洗濯して水が弾かなくなった場合、素材に熱を加えてやるとはっ水、防水加工が復活します。
このとき洗濯のときに確認したタグを見てみましょう。
アイロンのマークが付いているはずです。
このアイロンのマークがついていれば、アイロンかけが可能になります。ピステにアイロンをかけるのもなんだか怖い気がしますが、アイロンをかけてあげるとはっ水、防水加工が復活します。
ここで気を付けたいのがアイロンの底面温度です。
アイロンのマークの中に「・」「・・」「・・・」と言う表示があります。それぞれ底面温度を表しており、・が少なければ低い温度で、多ければ高い温度まで大丈夫という意味の記号になります。
| 記号 | アイロン底面温度 |
| ・ | 底面温度は110°が限度 スチーム無しでアイロン可 |
| ・・ | 底面温度は150°が限度 アイロン仕上げ可 |
| ・・・ | 底面温度は200°が限度 アイロン仕上げ可 |
ピステのはっ水/防水加工復活のアイテム「衣類の撥水剤」
ピステのはっ水/防水加工は一生モノではありませんが、撥水剤という記事にはっ水効果をもたらしてくれるものがあります。
もし適切に浸かっていてもはっ水/防水が弱くなってきた、と感じるのならば衣類の撥水剤を使ってみましょう。
防水スプレーのように吹きかけるのではなく、液体に生地を浸すタイプのものが主流です。商品によって細かな使い方が変わってきますのでよく使用方法を確認してから使うようにしましょう。
実はクリーニング店でもはっ水加工ができますが、お値段を考えると自宅でお値打ちにはっ水加工ができるのならば使わない手はありませんよね。
ピステを正しく洗濯＆メンテをして大切に使おう
寒い季節のサッカーにはピステは必需品です。そんなピステを正しく洗濯やメンテナンスをして、長く大切に使ってあげましょう。