サッカーでは「最後の砦」と言われ、プレー中に手を使っても許されるポジション、それがゴールキーパーです。
ゴールキーパーに与えられる仕事の重要性と、他のポジションと比べて役割や求められるスキルも全然異なり、勝敗をも左右するほどです。
ゴールキーパーほど勝敗に影響を与えるポジションはない、と言っても良いくらい大切なポジションです。
今回は求められる「ゴールキーパー」とは何なのか？を解説してみたいと思います。
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そもそもゴールキーパーの仕事は？
ゴールキーパーの最も重要な仕事は味方への指示です。
ただ相手のシュートを止めるだけがゴールキーパーの仕事ではありません。
一番後ろからピッチの全体が見えるゴールキーパーは、バランスよく味方を配置してピンチを未然に防げるような、チームの司令塔としての役割も果たさなくてはいけません。
バランスのとれた攻守の陣形を、どうチームに指示をしてチームを動かせるかがとても重要です。
もしボールが相手側に渡ってしまいピンチを招きそうな陣形になっているならば、ゴールキーパーが指示をして状況を変える必要が出てきます。
的確な判断で攻守の陣形を整えることが、ゴールキーパーにとっては非常に大切な仕事の１つです。
ゴールキーパーに求められるものは？
ゴールキーパーに求められる役割は、上記にも記載した様に的確な指示が多くを占めてくるでしょう。
そしてもう1つゴールキーパーに大切なのが、ポジショニングです。
それは敵の攻撃に合わせて、最も守りやすい位置を確保する技術です。
このポジショニングが悪いと、どんなにスキルがあってもシュートコースを敵に与えてしまい、ゴールを決められらやすくなってしまうでしょう。
的確な指示が出せたり、相手のコースを潰すようにポジショニングできたりすれば、十分に試合を有利に運ぶことができるのではないでしょうか。
ゴールキーパーになるために習得したい基本的なスキルは？
サッカーでこんなにもゴールキーパーが重要なポジションだということが分かりましたでしょうか？
続いてゴールキーパーになるために必要な、基本的なスキルを学んでいきましょう。
①姿勢
最初は基本的な姿勢をチェックしていきましょう。
良い姿勢を取り続けることでスムーズな動きだしが可能になり、身体能力を最大限に引き出せるようになります。
飛び出しやセービング、ボールへの対処がしやすいように、やや前傾姿勢で、素早く一歩目が出せるように軽く膝を曲げておくのがゴールキーパーの良い姿勢です。
②キャッチング
ゴールキーパーの大切なスキルの1つに、キャッチングがあります。名前の通りボールをキャッチする技術です。
基本中の基本スキルで、胸より高いボールを取る場合はオーバーキャチングで、胸より低いボールだとアンダーキャッチングといいます。
確実にキャッチングをするために基本に忠実に練習を行いましょう。
ミスをしたときにゴールへボールが入ってしまわないように、ボールの後ろに必ず体を置くように心がけるのがコツです。
③ダイビング
ゴールキーパーに求められる技術の中で比較的高い難度のダイビング。
ボールの方向に体を伸ばす様にして飛んでゴールを阻止するスキルです。ゴールキーパーとして一番カッコ良いスキルかもしれませが、着地を失敗すると怪我をする恐れもあります。
恐怖心を取り除くために、日ごろからしっかりとダイビングフォームを練習しておきましょう。
キーパーは司令塔としても高いスキルが求められるポジションだ！
ゴールキーパーは決して表舞台からは華やかには見えないかもしれませんが、サッカーにおいて最も重要なポジションです。ゴールキーパーの力量次第で、試合を有利に運ぶことができる司令塔の役割も担ってます。
フィールド上の司令塔として、チームに指示を出して選手を動かせる力も持っているのが、ゴールキーパーの大きな魅力の1つでしょう。
手を挙げて「ゴールキーパーになりたい」という人は少ないかもしれませんが、実はかなりのスキルが求められるやりがいのあるポジションなのです。